FC2ブログ
2011.08.11
伝統工法を学ぶ!


(鑿のお話)

昔から(油断大敵)とか(油断は怪我のもと)という古い伝えがある。特に職人は油断すると怪我をしたり
作品が失敗することが多い。職人は昔から失敗することは凶であると考え、「お釈迦になった」という隠語
を使ってきた。(この言葉は関東の鍛冶職人が言い出したという説がある。
古い昔から「石鑿」「銅鑿」を経て、「鉄鑿」となり、人間の住まい造りや物造りに大変に役立ってきた道具
である。最近は電動工具の普及で手を使って穴を掘るということが少なくなってきた。
私が、大工の見習いでいた頃は、すべてが手仕事で、大きな松の丸太を叩き鑿「首長鑿、突き鑿」等で穴を掘り
加工していた、大変な重労働であった。叩きの八分鑿を力任せに玄能で叩き、その上きつくねじるので、鑿の
元からポキリと折れることがあった。鑿がすべって自分の太股をプッスリと突くことが度々あった。
誰にも言えず、そのまま作業をつずけた事もあった。そういった道具たちが、今は半分も使われなくなっている
いいのか悪いのかちょっと寂しいかな・・・例・・・(裏出し)という作業も今消えつつある。・・・

    大工道具 鑿(のみ)の話でした。     

                        8月13日から16日までお休みになります

スポンサーサイト



Secret

TrackBackURL
→http://thousestyle.blog53.fc2.com/tb.php/90-663427d6